2016/08/09 16:53

こんにちは~!
皆さん、お仕事お疲れ様でございます。

再びですが、名和里のピンホール®アイマスクについての内容を掲載したと思います。
よろしくお願い致します。

☆ ピンホール®アイマスクを使ってみよう!
今、現代人の酷使された目を癒して視力低下を防いでくれるアイケアグッズとして、ピンホールつきのアイマスク
や眼鏡が各種市販され、大きな人気を集めています。皆さんも、日常雑貨店や書店の店頭などで、一度は目にした
ことがあるのではないでしょうか?ピンホールとは、英語で『針穴』のこと。針であけたような小さくて丸い穴を
通して周囲を見るとピント合わせをする必要がなくなるので、目が休息できるわけではなく、遠くも近くも裸眼で
ハッキリ見えます。
老眼で手もとが見えにくいと悩んでいる人は、新聞や雑誌の文字を読んでみてください。近視で遠くが見えにくい
という人は、遠くの景色やテレビを眺めてみましょう。眼鏡やコンタクトなどのレンズを通さなくても、遠くと近
くがあまりにもハッキリと見えるので、驚く人が多いと思います。この不思議な視覚現象のことを、専門的に『ピ
ンホール現象』といいます。

☆ ピンホールは万能レンズ?!
私たちが普段物を見ている時は、水晶体という凸レンズの厚みを毛様体筋という微細な筋肉が調節し、入ってきた
光の束を屈折させて、目の奥でスクリーンの役割を果たす網膜に集約させることで光の像を映し出しています。
しかし、毛様体筋の硬直や衰えなどにより、光の焦点が網膜の手前にきたり後方にずれたりする屈折異常の起こる
ことがあります。そして、網膜の手前で焦点が合う屈折異常を近視、網膜の後方で焦点が合う屈折異常を遠視や老
眼と呼ぶわけです。ところが、ピンホール®アイマスクの針穴をのぞくと、光が針穴によってあらかじめ集約され
た細い状態で入ってくるため、わざわざ水晶体の厚みを変えて光を屈折させなくても、焦点が網膜でピタリと合う
ようになるのです。だからこそ、針穴をのぞけば、近視の人でも老眼・遠視の人でも、遠くと近くにピントをきち
んと合わせて見ることができるわけです。そのため、ピンホールは、『万能レンズ』とも呼ばれています。

        (原始的な仕組みで現代人の目を癒すピンホール®アイマスク)
実は、ピンホールつきのアイマスクの歴史は古く、1000年以上前から中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区の
砂漠地帯では、光や風砂から目を守るための遮光器として、小さな針穴を複数あけた金属製のアイマスクが使われ
ていたそうです。こうした原始的な仕組みともいえるピンホール現象が、現代人の目を癒す方法として新たに注目
されていることは、非常に興味深い現象といえると思います。


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