2016/08/08 16:59

こんにちは~!
名和里商事です。
猛暑の中、皆さまお仕事お疲れ様でございます!

今回は、眼鏡をかけ続けていると、余計に視力が悪化し度が進む内容を掲載したいと思います。
よろしくお願い致します。
(ほんべ眼科院長 本部千博先生)
☆ 遠くが良く見える眼鏡で近くばかり見ている
『眼鏡をかけていないと近視がどんどん進行する』あなたはこのような話を聞いた事ありません
か。私の医院を訪れる患者さんの中にも、眼鏡をかけた方が近視の悪化を防げると信じている人
がたくさんいます。しかしそれは俗説にすぎず、むしろ眼鏡をかけ続けていると、近視の悪化す
るケースが非常に多いのです。これはいったいなぜでしょうか。
私は、近視の人が自分の視力にピッタリだと思って作った眼鏡の度数が、必要以上に強すぎるこ
と、つまり視力の過矯正に原因があるのではないか、と考えています。近視の人たちの多くは、
眼鏡をかけることで視力をできるだけ上げたいと考えているようです。実際、過矯後の視力が1.
0以上になるような眼鏡を要望する患者さんがたくさんいます。近視というのは、遠くが見えな
い状態なので、なるべく遠くが見える眼鏡を作りたくなるのは、仕方がないかもしれません。
しかしながら、日常生活の中で、遠くをしっかり見なければならない機会は意外に少なく、多く
の人は一日の大半の時間を近くばかり見て過ごしています。
朝起きて新聞を読む、料理を作る時に手もとを見つめる、仕事でパソコンの画面を見る、本を読
むなど、近くを見続けている時間が圧倒的に多いのです。つまり、視力を1.0以上に矯正する眼
鏡を一日中かけている人は、遠くを見ることに重点を置いて作った眼鏡を使って、近くのものば
かり見続ける生活を送っているわけです。このように、必要とされる視力以上に矯正された過矯
正の眼鏡を使い続けることは、目にとって大きな負担となります。

☆ 水晶体の厚みを変えピントを調節する
私たちの目には、近くでも遠くでも良く見えるようにピントを調節する働きが備わっています。
例えば、近くを見る時には、水晶体(カメラでいえばレンズに当たる部分)が厚くなって目に
入る光の屈折(光の進行方向が変化すること)を強め、反対に遠くを見る時は、水晶体が薄く
なって目に入る光の屈折を弱めます。こうした調節を行うことで、目の奥の網膜(カメラでい
えばフィルムに当たる部分)にピントの合った像が結ばれるのです。
この水晶体の働きは、水晶体の周囲にあるピント調節筋(正確には毛様体筋)によってコント
ロールされています。具体的には、毛様体筋が収縮して緊張状態になれば水晶体が厚くなり、
弛緩(しかん)して緊張がほぐれれば水晶体は薄くなります。

☆ 毛様体筋が硬直を強いられ視力が低下
では、過矯正の眼鏡をかけて近くを見るとどうなるでしょうか。
遠くが見える状態で近くを見るのですから、網膜上にピントの合った像を結ぶためには、水晶
体をかなり厚くしなければなりません。そのとき、毛様体筋には強い緊張強いられます。(下
の図を参照)。
しかも、眼鏡の度が強ければ強いほど、毛様体筋の緊張も増大します。そうした状態が長期間続く
と、毛様体筋は硬直し、ピント調節力がどんどん低下して視力が落ち、近視になってしまうのです。
遠くが見えなくなったといって、次々に度の強い眼鏡に替えていく人がいますが、こうした人は、
常に過矯正の状態を作り出して、知らず知らずのうちに近視を悪化させているのです。
軽い近視であれば、視力を取り戻せますが、毛様体筋の緊張をそのまま放置していると、視力を戻
すことの難しい本格的な近視になってしまいます。

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