2016/07/27 10:09

ピンホールを通して物を見ると、ピントを合わせる毛様体筋などの視覚筋が水晶体の厚みを変える必要がなくなる為、目を凝らさなくても遠くも近くも良く見えるようになります。そのため、疲れた目の視覚筋を休めてリラックスさせる事ができます。

一般に近視は、子供のうちに進行するものと考えられています。しかし、20代や30代でも、近くばかりを見続け目を酷使すると、近視による視力低下が進行する事が少なくありません。

今回は、そんな目を酷使し過ぎて、視力の落ち込みにも悩んでいたAさん(32歳・会社員・男性)の体験談を見ていきましょう。



Aさんも今までは、裸眼で何不自由なく過ごしてきました。Aさんはシステムエンジニアで、一日中イスに座ってパソコンを見つづけています。近頃は仕事がかなり忙しくなり、夜遅くまで残業する毎日を送っていました。そのせいか、パソコンの画面の文字がぼやけて見えにくくなり、思うように仕事がはかどらなくなったと言います。

さすがに眼鏡を作った方が良いと感じて、知人の紹介で眼科を訪れました。Aさんの視力は、それまで両目で1.0でしたが、測ってみたところ、0.7まで落ちていました。しかし、Aさんの場合は、最近になって視力が落ちたと訴えていることから、眼鏡に頼る前に、目のトレーニングによって視力が回復する可能性が十分にありました。

そこで、ピンホールアイマスクを活用し、1日30分程度着用して過すようアドバイスされました。同時に、ダイヤモンド体操(ぐっぱぁ体操)も指導してもらい、1日3セット行うようにしました。


疲れ目が2週間で解消した!



その日以降、昼食後と午後の休憩時間を利用して、ピンホールアイマスクを着けて外の景色を眺めるよう心掛けたと言います。同時に、毎日ダイヤモンド体操も並行して行いました。もちろん、休日も、ネミールアイマスクを着けてテレビを見たほか、ダイヤモンド体操にも欠かさず取り組んだそうです。


すると、ダイヤモンド体操を始めて一か月半後のこと。再び眼科に訪れた時の視力が、0.7から1.0にまで回復していたのです。この視力なら眼科を作る必要はありません。

以前は、仕事終わりに目が疲れてショボショボしていたというAさん。しかし、ダイヤ体操を始めて二週間くらいで、疲れ目も感じなくなりましたと嬉しそうな様子。また、パソコン画面の文字もクッキリ見えるようになり、仕事もかなりはかどったと喜んでいました。

「会社でピント向上マスクを着けるのは勇気がいったのでは」とたずねると、
「周囲からは、休憩時間に仮眠を取っていると思われていたみたいです」とのこと。その時期は職場全体が忙しく、Aさんのほかにもアイマスクを着けて昼寝をする社員がいたため、目立たなかったそうです。

すっかり視力が回復したAさんは、疲れ目予防のために今でもダイヤモンド体操を続けています。 

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